活動紹介−Note
【12.06.26】 納税相談
滞納が発生しやすい社会構造になっているのかも
午後3時過ぎた頃。8月に開かれる市議会報告会の準備をしていると携帯に電話が入る。
税金滞納の件で市役所に行くから同行して欲しいとのこと。
「いつですか?」手帳を開きながら聞くと、もうすぐ市役所に着くとの返事。
「明日頼む」「今週頼む」というのは、よくあるけれど、ここまで直前の依頼は珍しい。
10分ほどすると、着いたとの連絡。納税相談に同行しました。
電話をかけてきたのは、おばぁちゃんで、滞納しているのは20代前半のお孫さん。
滞納額は20数万円なので、これまで受けた相談と比べれば、
早めに相談に来てくれて良かったと言える事例です。
それでも月収20万円前後で、今年度の国保税・県市民税と滞納しているものを合わせると、
月に4?5万円納めて1年ぐらいかかる計算になる。
(これを書きながら気づいたが他にも年金の保険料があるはず。どうしてるのだろう。)
そこから家賃を払って、光熱水費を払って、携帯代を払って…。
と思うと、大変だろうな。
私が、お孫さんと同じ20代前半の頃、新入社員の頃
税金や社会保険料の支払いは給料天引きだったので
「えーこんなに払うんだ」と明細を見てプリプリ怒っていれば滞納せずに済んでしまっていた。
会社がそれをやってくれないと、社会人になって行政機関から振込用紙が届くのだ。
今の非正規雇用増加は、滞納が発生しやすい社会にしてしまっているのかもしれない。