【21.08.09】帯状疱疹の予防接種助成を
帯状疱疹予防接種補助を 尾張旭市でも
名古屋市で実施されている帯状疱疹の予防接種補助制度を
尾張旭市でもやって欲しい。
ご高齢の方から、そのような意見を頂きました。
帯状疱疹は、
水痘(水ぼうそう)にかかった後に神経に潜んでいたウイルスが
疲労などをきっかけに、再活性化して発症します。
80歳までに3人に1人がかかると言われ、
高齢になるほど後遺症も残りやすくなります。
名古屋市の補助制度は、
50歳以上の方を対象に接種費用のおよそ半額を補助する内容で、
自己負担は4200円または2万1600円です。
(ワクチンが2種類あり自己負担額が異なる。)
先駆的に やらない市
尾張旭市でも実施を望む声があるのは承知しているが、
国の定期接種化の議論や周辺自治体の動向を注視している。
という返事でした。
今のところ、尾張旭市で先駆的に実施する考えは無いようです。
希望する全ての人に 予防接種を
ワクチンで防げる病気のことをVPDと言います。
Vaccine(ワクチン)Preventable(防げる)Diseases(病気)の略です。
予防接種と言えば、
子どもの予防接種を思い浮かべますが、
尾張旭市も実施している補助制度に
高齢者肺炎球菌ワクチン助成があり、
これもVPDです。
以前、議会質問で、
日本医師会の「希望するすべての子供に予防接種を!」キャンペーンを紹介し、
推進するよう求めました。
(2010年12月議会)
今回、意見を頂いた、帯状疱疹ワクチンについては、
国立感染症研究所が、今後発症する人が増加すると予測しています。
子どもの水痘ワクチンが定期接種化されたことが背景にあります。
このワクチンには、帯状疱疹の後遺症増加による医療費増を防ぐ効果も期待できるのではないでしょうか。
引き続き、市に取組みを求めてゆこうと思います。