【10.05.09】 消防団観閲式にて
気になる発言
毎年恒例の消防団観閲式に行ってきました。
訓練の披露の合間に、私の背後から
「川村さん、ご結婚おめでとうございます」と声をかけられビックリ!!
妻の近所の方で、妻を幼い頃から知っている人でした。
そろそろ結婚して3ヶ月になるので、そろそろ、このような機会は少なくなってきましたが、まだ続くのかな??義理の母も顔が広い様で、ありがたいことです。
写真は、観閲式のフィナーレを飾る、一斉放水。左手にもっと車両が並んでいるのですが、うまく入らず。もう一枚は、最後に整列しているところを写そうとして、市長が他の来賓に謝辞を述べているシーンになってしまいました。
反応が遅い携帯のカメラで撮影したので、このような写真になりました。
さて…
見出しの「気になる発言」ですが、
来賓で訪れた、山尾しおり衆院議員のあいさつのこと。
あまり正確にMEMOもできませんでしたが、
概要は以下のようなものでした。
「地域主権に力を入れている。原口大臣が担当だが、消防団の強化が地域主権の柱に入っている。バックアップするので、これからも頑張って欲しい。」
民主党が地域主権に力を入れると、議論が始まっているのは承知していましたが消防団が柱の1つだとは、どういう意味でしょうか。
「自分のことは自分で」公共に頼らず、住民で守ろう!
という流れで考えると、正規の消防力(消防署とか)ではなく、住民組織の消防団に、よろしく頼みます。というふうにも聞こえます。
従来の基準で計算すると、消防力の弱い、つまり、これからも消防力の強化に予算を必要とする地域に対し、常備消防(消防署)の強化ではなく安上がりな非常備消防(消防団)の強化で対応しようという考え方ではないだろうか?
もし、そうであれば問題が多いと思えますが、その議論を横に置いて考えてみても、果たして尾張旭市のような名古屋に隣接する都市近郊部で、消防団の強化で対応できると考えているのだろうか?
おおよそ、山尾議員の選挙区、愛知7区の範囲では、あてはまらないのではないだろうか。
さっぱりわからない話だと感じました。
わからなという点では、警察署長のあいさつもズレていました。緊張気味にも見えたので、あいさつ慣れしていない様子でしたが、
「この地域では犯罪が増えています。」
放火が増えているということならともかく、消防団にどうしろと言いたいのでしょう?
あなたが、体感治安の悪化を煽ってどうするの?
どんな犯罪が増えているというのでしょうか。
5月4日付け朝日新聞によれば、尾張旭市での自転車盗難が、1?3月の間で、90件、昨年同月比で16件の増加。人口1000人あたりに換算すると、県内の自治体で最も多かった。とのことです。
それはそれで問題ですが、
犯罪には、その種類によって予防の方法があり、一つ一つ考えてゆくべきものです。
自転車盗難には、ツーロック。鍵を2つかけよう!
と、一般的には言われてますね。
そういう話をしてくれれば良いと思います。
犯罪を全てひとくくりにして、不安を煽るのは警察の予算確保策の一つなのではないかと思えてきます。